胃で食欲をコントロール

胃で食欲をコントロール

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食欲ホルモンのグレリン

ホルモンというと、脳とか性腺とか甲状腺から出ていると思われていますが、実は胃からもホルモンが出ています。
胃から出ているホルモンは、グレリンというホルモンで、食欲ホルモンとも呼ばれています。

胃からこの食欲ホルモンと呼ばれているグレリンが分泌されると、脳の摂食中枢が刺激されて、そのことによって食欲が出てきます。
胃の手術をした後の患者さんが食欲があまりないのは、胃を切除して、このグレリンというホルモンの分泌が抑えられているからです。

食欲ホルモン、グレリンを抑えるにはどうしたらよいのか

しかし、ダイエットしたいからといって、胃を切除するわけにもいきません。
そんなことをしなくても、簡単にグレリンの分泌を抑えることができるのです。

 

そのカギを握るのが睡眠時間です。

 

私たち人間は、睡眠時間が7~8時間になると、グレリンが最も分泌されにくくなります。
つまり食欲ホルモンが出にくくなるのです。

 

米国では、睡眠時間が短いほど、食欲ホルモンであるグレリンが増えるといいます。
短い睡眠時間で勉強をして、夜食をついつい食べてしまうというのも、グレリンの働きが影響しているのかもしれません。

 

逆に、睡眠時間が4時間以下になると、肥満率が73%にも上がってしまいます。
睡眠時間と肥満、よく睡眠時間が短いと太りやすいとも言われますが、こうした関連性があるのです。