スタンフォード式疲労回復法

スタンフォード式疲労回復法

IAP呼吸を取り入れたスタンフォード式疲労回復法をご紹介します。

スタンフォード式疲労回復法

スタンフォード式疲労回復法に関連した、疲労回復のための疲れがとれる呼吸法・簡単な動作・入浴法などをご紹介します。

 

特にIAP呼吸法とも呼ばれている腹圧呼吸について説明していきます。

疲労を回復する「腹圧呼吸法」(IAP呼吸法)

IAP呼吸法は別名腹圧呼吸ともいいます。

 

腹式呼吸は息を吸う時におなかをふくらませて、息を吐くときにおなかをへこませますが、腹圧呼吸=IAP呼吸法では、息を吐くときにもおなかをふくらませます。

 

1.5秒かけて鼻から目一杯息を吸い込み、お腹をふくらませる。
.お腹をふくらませたまま、5~7秒かけて息を吐く。

 

腹圧呼吸=IAP呼吸法のメリット

「IAP呼吸法」を実践すると、次のような効果が期待できます。

 

  •  体幹と脊柱が安定すると、正しい姿勢になる
  •  正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる
  •  中枢神経と体の連携がスムーズになると、体が「ベストポジション」になる
  •  体が「ベストポジション」になると、無理な動きがなくなる
  •  無理な動きがなくなるとは、体のパフォーマンス・レベルが上がり、疲れやケガも防げる

    IAP



    腹圧呼吸=IAP呼吸法のやり方



    1. 背中・お尻・ヒザが90度になるように座る。
    2. 手の甲を太ももにおき、足の付け根を軽く押す。
    3. その指が前に動くようにおなかを膨らませ、鼻からゆっくり息を吸う。
    4. おなかを膨らませたまま、口からゆっくり息を吐く。

    ポイント・・・吸う時・吐く時はおなかの圧をキープする。
    ・1日2分間行う

     

    わかりやすいように動画の解説も参考にしてください。

  • 疲れない立ち方「ゆらゆら立ち」

    体がリラックスして、立っていても疲れなくなります。

     

    1. 足を肩幅くらいに開く。
    2. 腰骨を中心に左右に揺れて、重心を交互に移動させる。

     

    わかりやすいように動画の解説も参考にしてください。

    肩こり解消法「肩甲骨ぐるぐる」

     

    肩がよく凝る人は、肩こりの解消にも役立ちます。

     

    1. 両手の指先を肩の上に軽く置く。
    2. 指が肩から離れないよう、腕を前から後ろへ大きく回す。

    ポイント・・・できるだけ胸を前に出すように、ヒジを遠くに回すように肩甲骨を動かす。
    ・1日10回ほど行う

     

    わかりやすいように動画の解説も参考にしてください。

    下半身疲れ解消法「足トントン」

    つらい1日の足の疲れも、足トントンでスッキリ軽くなります。

     

    1. 背中・お尻・ヒザが90度になるように座る。
    2. ツマ先を床につけ、カカトを15秒間上げ下げする。
    3. カカトを床につけ、ツマ先を15秒間上げ下げする。

     

    わかりやすいように動画の解説も参考にしてください。

    疲労を早く解消できる「スーパー回復浴」

    準備:浴槽に約38℃のお湯をはり、シャワーは水が出るようにしておきます。

     

    1. 水シャワーを1分間浴びる。
    2. 入浴を30秒行い、次に水シャワーを30秒浴びる これを5セット行う。
    3. 最後の水シャワーは1分間。

     

    水シャワー1分  
    38℃のお湯で入浴30秒  水シャワー30秒 
    38℃のお湯で入浴30秒  水シャワー30秒 
    38℃のお湯で入浴30秒  水シャワー30秒 
    38℃のお湯で入浴30秒  水シャワー30秒 
    38℃のお湯で入浴30秒  水シャワー1分

     

    ◎ポイント・・・汗をたくさんかくため、入浴前後に必ずコップ1杯の水を飲む。
    ※スーパー回復浴は、高齢者や持病がある方は医師と相談してから行ってください