

『断捨離(だんしゃり)』とは、不要な物を処分するという痰なる片付けの手法だけでなく、物への執着を手放すことで、身軽で快適な生活を目指すという生活改善や心の整理までもを促すライフスタイルや考え方になります。
『断捨離』という言葉が世間に広まり日本国内で広く認知されるようになったのは、クラターコンサルタントのやましたひでこ氏の著書『新・片づけ術 断捨離』が発表されたことによるもので、2010年に流行語大賞にもノミネートされるまでになりました。
物を整理することにより空間が生まれ、生活の質を向上させることができ、また不要な物を手放すことで心の余裕も生まれ、ストレスが軽減し、時間も効率的に使えるようになり、さらに物を減らすことでムダな出費も抑えることができるため、節約につながり、経済的メリットもあり、一石二鳥どころか一石三鳥ともよく言われます。
『断捨離』という言葉自体は、もともとはヨガの思想に基づいた言葉になっていて、具体的には「断」(入ってくる不要な物を断つ)、「捨」(家にある不要な物を捨てる)、「離」(物への執着から離れる)という三つの行動を表しているのです。

2月は断捨離にとても適した時期と言われています。
その理由の一つとして、年度の始まりや春の訪れを控えた時期で、気持ちを新たにするためには最適なタイミングだからです。
新年度を迎えると同時に、古いものを手放すことを考える時期でもあり、さらに気候も春に向けてどんどんと暖かくなってくる時期で、衣類も冬物や不要なアイテムの見直しをしやすい時期にもなります。
2月に断捨離を行うことで、次の新年度の生活へスムーズに移行できるだけでなく、心も軽やかに新年度を迎えることができます。
断捨離は計画的にやったほうが成功する確率が高くなります。
一気に断捨離をと全体を考えてしまうと、その量の多さに圧倒されてしまいやる気がなくなってしまったりするので、まずは身近な引き出しや書棚の一角など、小さなスペースから始めてみると良いでしょう。
1日1つ以上のアイテムを捨てる、今日はキッチン、明日はクローゼットというようにエリアを決めて作業するといったようにやっていってもいいでしょう。
そうして小さな成功体験を積むことで、モチベーションも維持できます。
また断捨離はだらだらと長時間するのではなく、1時間なら1時間と時間を決めて取り組むことがコツで、あらかじめ時間を決めてしまうことで集中して取り組め、その時間内にできるだけ多くのものを整理しようとするようになります。
だらだらと断捨離を行っていると、例えば本棚の整理にしても、この本は捨てようか捨てるまいかどうしようかなと迷い、そのうちにその本を読み始め、気がついたらそのままずっと本を読んでいたなんてことにもなりかねません。
そうはいっても、そんな短時間でいきなり「捨てる」「捨てない」は判断できないという人もいると思います。
そこで、「捨てる」「捨てない」という2択ではなく、「必要」「不要」「保留」3つに分類して作業を進めていくことがオススメです。
これで、まずは、自分が本当に必要としている物とそうでない物の見極めをつけることができます。