

多くの仕事の中で、優先順位をつけて効率的に問題解決をしていく能力は高く評価されます。
いろいろとある問題に対してみると、さまざまなことが複雑に絡み合っていて、どこから手をつけていいものやら分からないということもあります。
そういった時こそ、ロジカルシンキングの出番なのです。
ロジカルシンキングは、いわゆる論理的思考力で、平たく言うと「複雑なものを整理して、シンプルにしていく思考方法」と言えます。
複雑に絡み合う事象を、全体像を把握しながら体系的に整理して、その中から矛盾や飛躍がない筋道を立てる能力が、論理的思考力になります。
ロジカルシンキングの「ロジカル」は、論理的な、筋の通ったという意味になりますが、論理的な見方、筋の通った理論が問題解決に大きく貢献するのです。
なぜロジカルシンキング、つまり論理的思考力に優れた人が高く評価されるのかというと、他者の考えを正確に理解して、かつ自分の意見を明確に伝えることができるからです。
つまり、業種や役職を問わず全ての社会人にとって重要なスキルといっても良いかもしれません。

ロジカルシンキングのスキルがアップする、つまり論理的思考能力が高くなると、まずは物事を体系的に整理して、全体を把握し、因果関係を正しく把握できるため、問題解決能力が飛躍的に向上します。
さらに、筋の通った考え方や理論展開能力がアップするので、交渉相手に対して納得度の高い筋道が通った主張をすることができるようになるため、プレゼン能力の向上が図れ、提案が採用されやすくなります。
人と人とのつながりは、コミュニケーション能力が大切になってきますが、ロジカルシンキングのスキルがアップすることで、相手の意見や考えを正確に理解する聞く力、自分の考えや意見を筋道をたてて論理的に説明し理解してもらう力が養われますので、コミュニケーション能力のアップにつながります。
ロジカルシンキングを鍛えるにはいくつかの方法があります。
1つは、具体的に物事を考える習慣をつけることです。
目標に対して頑張りますというのではなく、何を何のためにどのように頑張るのか、早めに対処しますではなく、〇月〇日までにという具体的な日付を伝えるといったことで、相手に正確に伝わりますし、お互いの意思疎通のなさからくるトラブルを回避することができます。
また人間は、とにかく思考のクセがあり、ついつい自分の主観や先入観にとらわれすぎてしまいがちですが、そういった癖に気づき、主観や先入観を捨てる力が大切です。