

近年では漢方薬やハーブなど植物依頼の薬剤やアロマテラピーのエッセンシャルオイルといった植物抽出が注目を集めはじめています。
西洋医学の薬では副作用があることといったことを気にする人も多く、より植物芳香療法に注目が集まってきています。
最近よく言われるようになった『マイナスイオン』という言葉ですが、実は植物療法・アロマテラピーの分野においては古くから考えられていた概念なのです。
どういうことかというと、植物は私たち人間の空気をマイナスイオン化して放出してくれていることから、植物から抽出したエッセンシャルオイルにもこの作用が強いとされています。
このように空気がイオン化されることによって、人間にとってとても有用なマイナスを作り出してくれているというのも植物の働きの1つで、アロマテラピーにおいてもその作用が期待できます。
マイナスイオン化された酸素を吸っていると活力が健康になっていく一方、プラスイオンが多ければ不健康になり病気がちになっていきます。

アロマテラピーというと、その主役はどうしても精油(エッセンシャルオイル)になりますが、精油(エッセンシャルオイル)はそのまま原液で使われるわけではなく、希釈して使用されます。
このとき、精油(エッセンシャルオイル)を希釈するのに植物の種子や果実から抽出した植物油が用いられるのですが、その希釈する植物油が『キャリア』または『キャリアオイル』、『ベースオイル』などとも呼ばれています。
『キャリアオイル』は、精油(エッセンシャルオイル)が肌から浸透するのを助けるはたらきがあり、マッサージオイルとしても使われます。
キャリアオイルに対して、常温で固体になる油脂は『バター』と呼ばれます。
アロマテラピーに使われるキャリアオイルは、いくつかありますが、まずはおさえておきたいのが『ホホバオイル』と『スイート・アーモンドオイル』になります。
『ホホバ油』は、植物性の永代ワックスになっていて、安定性と耐温性に優れ、品質を保てるオイルで、低温になると固まり、室温になると元に戻る性質があります。
ホホバ油には、高級脂肪酸や高級アルコールからあるエステルが主成分を占めていて、油っぽい感じはあまりなく、さっぱりとしていてさわやかなテクスチャになっています。
油っぽいオイルでも、ホホバ油と混ぜることで全体の滑りが軽くなり使いやすいキャリアオイルになっています。
ホホバ油は、肌にもやさしく、ボディケアはもちろん、フェイシャルケア、ヘアケアなどにも広く使われています。
『スイート・アーモンドオイル』は、オレイン酸が60~80、%、リノール酸が20%を占めていて、その他にはパルミチン酸や、ビタミンAやビタミンB群などを含んでいます。
アーモンドの種子の仁を低温圧搾して得られるオイルで、やさしく穏やかに作用するので、赤ちゃんや敏感肌の人にとっても使いやすいキャリアオイルになっています。