コンタクトレンズしたまま点眼できるの? | 健康トピックス

コンタクトレンズしたまま点眼できるの? | 健康トピックス

花粉症の季節、目がかゆくなるというおとで目薬(点眼薬)をさす人もいると思いますが、コンタクトをしたまま点眼してもいいのでしょうか?

コンタクトレンズははずして点眼するのが無難

ずばり結論から言えば、コンタクトレンズを装着している人は、目薬をさすときはコンタクトレンズをはずしてから点眼するのが無難ですという回答になります。

 

そんな答えなら小学生でもできるよと思わるかもしれませんが、点眼薬にはいろいろなものがあり、コンタクトレンズにもハード・ソフトと種類があります。

 

それを1つ1つ、この点眼薬はハードコンタクトレンズの場合は装着して点眼できるけど、ソフトコンタクトレンズの場合ははずさないとダメであるとか、この点眼薬はハードコンタクトレンズであっても、きちんとはずしてから点眼すべきというものもあり、それをいちいちケースバイケースでと考えると複雑で面倒くさいので、それであればもう、多少面倒くさくても、点眼薬をさすときはコンタクトレンズははずそうよ、そのほうがどのケースであっても間違いないし無難だからということになるのです。

 

コンタクトレンズを装用したまま点眼できる目薬もあるの?


もちろん、コンタクトレンズを装用したまま点眼できる目薬も存在します。
商品によっては、「コンタクトレンズを装着したまま使用できる」と明記されている目薬もあるので、おすいった商品を選択するというのも一つの方法ですし、ソフトコンタクトレンズを使用している場合、専用の目薬を使用するということも選択肢になります。

 

さらに視力を矯正するためのコンタクトレンズに対して、瞳を大きく見せたり、瞳の色を変えるいわゆるファッションや美容のために使われるカラーコンタクトレンズは染料が入っているため、コンタクトレンズをしたままでもさせるという点眼薬は、表示からするとさしても問題ないのですが、染料と点眼薬の成分の間でどんな相互作用が起こるかわからないので、念のためはずして点眼したほうが良いかもしれません。

 

日本視能訓練士協会誌2016年45巻には、「カラーコンタクトレンズ装用上における点眼薬使用の影響」という論文が発表されていて、カラーコンタクトレンズ装用中に人工涙液点眼を頻回に点眼したことによって、カラーコンタクトレンズの形状変化が認められただけでなく、角膜にも影響が認められたという報告があります。

 

また、目薬をさしてからコンタクトレンズを再び装着するまでには、5~10分程度時間をおくことがオススメです。

 

そもそもなんでコンタクトレンズしたまま点眼は注意が必要なの?

点眼薬は目にさすものなので、1回使い切りのタイプみたいなもの以外は、衛生的にも防腐剤を配合しているものがほとんどです。
目薬に含まれるベンザルコイウム塩化物などの防腐剤は、コンタクトレンズに吸着し、レンズの特性を変えるばかりか、レンズに吸着したことによって角膜などの刺激になり、目の乾燥や異物感の原因にもなるおそれがでてきます。
特にソフトコンタクトレンズは、防腐剤をより吸着しやすく、影響も大きくでてしまいます。