AIの効果的な活用のために | 賢脳トピックス

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日本では、生成AIを使いこなしている人はそれほど多くはないと言われていますが、そのうちにビジネスにおいて生成AIのプロンプトを上手くつかって、要望にあった回答を引き出す能力が問われる時代になってくるのかもしれません。

調べものはGoogleはもう古い?

調べものをするときに、「ググる」という言葉があるようにとりあえずはGoogleで検索をかけるという人も多いと思います。
少し前まで行われていたのが、Googleに調べたい内容のキーワードをスペースをはさんでいくつか打ち込んで検索するという方法です。

 

すると、その内容について記載されているサイトを紹介してくれます。

 

最近では、知りたい内容のことをそのまま文章で打ち込んでも、きちんと目的にあったサイトを紹介してくれます。

 

しかし、このようにGoogleで検索した内容は、個々のサイトをみてそれらを読み込んで、自分なりにまとめなければなりませんでした。

 

AI検索の登場


最近では、Chat-GPTをはじめとした生成AIが開発進化してきていて、知りたい内容を質問すると、それについて書かれているサイトを提示するだけでなく、それらについてまとめて記事にしてくれるようになりました。

 

AI検索については、無料でアドレス登録も不要で使えるものとしては、イチ押しは『felo』です。
『felo』は、無料で登録不要でも、かなりしっかりとした内容を提示してくれますが、『felo Pro』を使うことで、マインドマップを作成したり、Power Pointの資料を作成してくれたりしますし、検索の精度もよりグレードアップしたものになります。

 

無料でも、メールアドレス登録することにより、1日5回までという制限はあるおものの『felo Pro』を使うことができ、『felo Pro』経由だと、『Deep seek』などにもメールアドレスの登録情報を出さずに利用することができます。

 

AI検索を行うときに重要なのが、回答をしてもらうための『プロンプト』と呼ばれる命令文です。

 

たとえば、いろいろな情報を調べる情報収集をしたい時、「AI検索エンジンの最新の機能について教えてください」といったようにプロンプトを入力することで、最新情報を効率的に収集することができます。

 

コンテンツ生成であれば、「このトピックに関するブログ記事のアウトラインを作成してください」といったように入力することで、AIにコンテンツ作成のサポートをさせることができます。

 

本来の賢いAIの使いかたとしては、AIに全てをまとめてもらいそのままコピーするのではなく、このようにアウトラインの提案をAIにしてもらい、リンク先の情報元に行き、情報が正しいかどうかを検証した上で、その情報源から自分なりにまとめていくという力が求められるのではないかと思います。

 

プロンプトで差がつくAI利用

AIの利用においては、プロンプトの入力の仕方によって、得られる回答が違ってきてしまい、自分の目的にあった回答を得たいのであれば、プロンプトの入力を工夫する必要があります。

 

経営者兼プロンプトエンジニアの七里氏は『七里式プロンプト「8+1の公式」』を提案されています。
『8+1の公式』とは、生成AIに対するプロンプト作成のためのフレームワークのことで、ChatGPTなどのAIを効果的に活用するため要素です。

 

一言で言えば、プロンプトはより具体的に指示を出したほうが、より求めようとしている回答に即した回答が得られるというものです。

 

8つの要素とは、前提条件、対象プロファイル、参考情報、名詞と動詞、形容詞、出力形式、参考フォーマット、文体指定で、プラス1とは、追加情報になります。

 

前提条件は、依頼者、制作者、目的を提示して方向性を指示します。
対象プロファイルは、目標を明確にするために、対象を設定します。
参考情報は、回答を作成するために必要な情報を示します。
名詞と動詞とは、具体的な指示を名詞と動詞を使って行います。
形容詞は、名詞を修飾し、回答の精度を上げます。
出力形式は、出力の形式を指定します。
参考フォーマットは、文章構造を参考にするように指示します。
文体指定は、使用する言葉のスタイルやトーンを定義します。
プラス1の追加情報は、これら8つの要素を含むプロンプトを送ることで、AIの回答精度をさらに向上させます。

 

たとえば、単に「30代向けのキャッチコピーを作成してください」と指示するのではなく、「30代女性向け、エコ商品のキャッチコピーを明るいトーンで10個作成してください」といったように具体的な指示を与えることで、より求めるものに近い回答が得られるのです。