

梅雨時は、たしかに外は雨なので、室内でじっくり勉強するには適しているというイメージもありますが、湿気が高く、空気がこもりがちなので、体に感じる不快感や、気分の落ち込みなどによって、それが集中の妨げになって勉強効率があがらないというケースもあります。
外部からの誘惑といった面では、確かに梅雨時は少ないかもしれませんが、ゴールデンウィークも終わり、外は雨でなかなか気分転換もしにくく、体もなんとなく重だるく、机に向かってもなかなか集中できないという悩みがある人も多くいます。
梅雨時は、湿度に加え、雨による少ない日照時間、さらに気温の上昇、気圧の変化などで、人の健康状態や気分にも大きな影響があります。
梅雨時の勉強効率を上げるには、集中力を妨げている原因に対する対策が必要です。
湿気が高く、それにより体に不快感を感じて、それが集中力の妨げになっているのであれば、その湿度をどうにかしなければ問題は解決しません。
雨の合間を狙って換気を行い、空気を入れ替え、新鮮な酸素を部屋に流し込み、エアコンの除湿機能や除湿器を使って、部屋の湿度を50~60%に保つと良いでしょう。
このくらいの湿度になれば、頭がすっきりしやすくなります。
梅雨時は、外が雨や曇りだとどうしても室内も暗くなってしまい、気分も暗くなり、これが勉強のモチベーション低下にもつながってしまいます。
デスクライトをしっかり使って、手元を明るくし、気持ちが前向きになりやすい環境を整えることが大切です。
梅雨になると、どうしても気分が沈みがちで、勉強に対するモチベーションも下がってしまうため、いかにそのモチベーションを維持するかというのがカギになってきます。
こういった時は、自然の音をBGMにして勉強しても良いでしょう。
川のせせらぎ、森の中の小鳥のさえずりといったBGMは、心を落ち着かせ、集中を促す効果があります。
梅雨時なので、「雨音のBGM」なんかもいいでしょう。
梅雨時にわざわざ「雨音のBGM」を聞かなくてもと思うかもしれませんが、シトシトふる小雨なら部屋にいたらあまり雨音は聞こえないですし、ザーザー降っているような雨だと逆に不快に感じてしまったりします。
自然音のBGMは、周りの雑音をシャットアウトし、リラックスや集中しやすくしてくれます。
梅雨の時期は、低気圧の日が続くことから、この気圧の低下が身体に影響を与え、自律神経の乱れ、気分の落ち込みにつながります。
低気圧の日が続くと交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなることで、眠気や倦怠感、頭痛などが起こりやすくなり、「気象病」と言われるほどで、集中力ややる気が低下し、勉強のモチベーションに悪影響を及ぼします。
さらに気圧の低下は、幸福ホルモンと言われるセロトニンの分泌量にも影響し、気分が落ち込みやすくなるため、これが日照時間の減少とともに勉強のモチベーション低下に大きくつながっているのです。
加えて、厳密なことをいうと、気圧が下がると、空気中の酸素濃度も微妙に下がることから、脳に十分な酸素が行きわたりにくくなるということも考えられます。
こうした影響を少なくするため、朝を起きたらカーテンを開けて光を浴び、白湯や温かいお茶などで体温を上げます。
雨の日は、どうしても気分が落ち込み、テンションが下がりやすくなりますが、こうした日には、暗記ものや単純作業が向いています。
単語帳を暗記したり、理科や社会系の暗記科目を覚えたりといった学習や、過去問の復習といったことをメインにすると良いでしょう。
そして晴れて気分が軽やかな日に、数学の応用問題などに取り組むと良いでしょう。
気圧予報がわかる、気象予報士が考案した気圧予報に基づく体調管理アプリ『頭痛ーる』をみて、その日の勉強内容を決めるというのも良いかもしれません。