

『湿度』とは、空気中に含まれる水蒸気の量を割合で示したものになります。
湿度は一般的に「%(パーセント)」で表され、普通『湿度』というと『相対湿度』という言葉で示されることが多くなっています。
『相対湿度』とは、その温度の空気が含むことのできる最大の水蒸気量に対して、実際にどれくらいの水蒸気が含まれているかを示すもので、例えば、天気予報でよく聞く「今日の湿度は70%です」といったものは『相対湿度』を表していて、現在の気温の空気が含むことのできる最大の水蒸気量の70%の水蒸気が含まれているという意味になります。
『相対湿度』に対して、『絶対湿度』という指標もあり、これは空気中に実際に含まれる水蒸気の量を表すもので、1立方メートルの空気中に含まれる水蒸気の質量で表されます。
『絶対湿度』は、空気の乾燥や室内の快適さを判断する基準として用いられたりしています。
梅雨時など、湿度が高い状態が続くと、人間の体は様々な悪影響が出てくる可能性があります。

高い湿度は、カビやダニといった微生物が繁殖しやすい環境になり、これらのアレルゲンは、アレルギー性鼻炎や喘息、皮膚炎などの原因となることがあります。
特に小さなお子さんやアレルギー体質の方は特に注意が必要になってきます。
湿度が高くなってくると、細菌などの微生物も繁殖しやすくなるため。食品も傷みやすくなります。
そのため、食中毒のリスクが高まってきますので、食品の保存方法には十分に注意が必要です。
特に梅雨時は、食器や調理器具などもより清潔に保つことが大切です。
湿度が高いと、体にだるさや倦怠感を感じやすくなり、それに加えてジメジメとした不快感は、気分を落ち込ませる原因にもなります。
加えて梅雨時は、日照時間も少なくなり、連日の雨、ジメジメと湿った環境による不快感、疲れやすくだる重の体から、うつ状態にもなりやすいので注意が必要です。
熱中症というと、夏の暑い日に高温によって引き起こされるというイメージを持っている人も多いかと思います。
もちろん熱中症患者が多いのは、7月下旬から8月にかけての猛暑時なのですが、梅雨の晴れ間など、気温が急に高くなるタイミングや、梅雨明け後の急激な気温上昇時も、注意が必要です。
また、高湿度の環境だと汗が蒸発しにくいため、体温が下がりづらくなることから熱中症になりやすくなります。
梅雨で雨が続いている時の晴れ間は、湿度が高くなっていて蒸し暑くなり、熱中症のリスクがアップしますし、梅雨明けは、急に気温が上昇してくることにより体温調節が追いつかず、熱中症になりやすくなったりします。
人間は、湿度が40%以下になると、乾燥を感じやすく、風邪やインフルエンザ、肌の乾燥などのリスクが高まります。
一方、湿度が60%以上になってくると、ジメジメと感じやすく、カビやダニの繁殖、熱中症のリスクが高まってきます。
梅雨時の湿度対策としては、まずは換気を徹底することです。
窓を開けて新鮮な空気を取り入れたり、換気扇を回したりすることで室内にたまった空気を外へ出します。
特に、お風呂場やキッチンなど水回りではこまめな換気が大切です。
除湿機を活用するというのも一つの方法で、除湿器は部屋の水分を取り除くのに効果的ですので、梅雨時期など、特に湿度が高い時期には積極的に活用したいアイテムです。