

春の花粉症の原因がスギ・ヒノキですが、秋にも立派な花粉症の主役がいます。
それが、ブタクサ&ヨモギです。
花粉症というと春というイメージがありますが、秋に花粉症の症状で悩む人は意外にも多いことがわかっています。
春・秋・通年を含む花粉症全体の有病率を44.9%とするインターネットアンケート調査もあり、鳥居薬品のPR資料では「全国民の4人に1人がスギ花粉症と推計される」という記載もあります。
また、空気清浄機を販売しているアイロボットジャパン合同会社のアンケート調査で花粉症に悩む方に、秋(9~11月)の症状について聞いたところ、
「花粉症に悩んでいる(22.5%)」「花粉症かは分からないが、それらしい症状に悩んでいる(28.0%)」と半数以上が秋も花粉症のような症状に悩んでいることが判明しています。
そして、春の花粉症の主役がスギ&ヒノキならば、秋の花粉症の主役はブタクサ&ヨモギになります。
「えっ、ヨモギって、お餅に入ってるやつじゃないの? それが花粉症の原因?」
という人のために、秋の花粉症の特徴と対策法を、ご紹介します!
春の花粉症といえば、スギ・ヒノキが有名ですが、秋になると花粉症の原因としてキク科の雑草たちが一気に存在感を増してきます。
その中でもブタクサ(豚草)とヨモギ(蓬)が秋の花粉症の原因となる二大巨頭。
ブタクサは、空き地や道路わき、公園などに生息していて、8月下旬~10月中旬がピークになります。
ヨモギは、河川敷や草むらなどに多く、9月~10月がピークになります。
スギやヒノキの花粉の飛散距離は、数十km~数百kmレベルで飛ぶことが確認されていて、条件が整えば、200km以上飛ぶこともあります。
一方、秋の花粉であるブタクサ・ヨモギは背が低く地面に近い場所で育つ雑草で、かつ花粉もやや重いために空中に長く留まることは少なく、道端や空き地、河川敷などに生えています。
ブタクサやヨモギの花粉の飛散距離は、数十m~数百m程度、長くても1km未満とされていて、風に乗ってとしてもそれほど遠くまで飛びません。
雑草のある近くに住んでいたり通勤・通学で通ると影響を受けやすくなります。
もし、秋になり、次のような症状が続くようならば、秋の花粉症かもしれません。
・サラサラとして鼻水が止まらない
・くしゃみが連発する
・目のかゆみがあり、こすって真っ赤になることも
・喉がイガイガする
・微熱っぽい・だるい

ブタクサやヨモギの花粉症に対する一番の対策は、これらの雑草に近づかないことです。
幸いにして、秋の花粉は飛散距離が短いため、距離を取れば問題ありません。
秋の花粉は近距離戦型なので、家の近くに雑草地帯があると危険です。
「草むらを見たら、ブタクサと思え」といおうくらい、河川敷、空き地、公園、線路沿いなどは極力避けるようにし、どうしても通る場合はマスクを着用しましょう。
特に風が強い日は要注意です。
家の近くにブタクサやヨモギが生えていて、症状がつらいという場合は、花粉の飛散時期は空気清浄機を稼働させるのも一つの方法です。
また、洗濯物は部屋干し、または花粉対策カバーを活用するのがオススメです。
花粉症はアレルギー反応で、アレルギー反応は見方を変えれば、「免疫の暴走」になりますので、体の内側から整える食生活によって緩和する方法もあります。
レンコンは、抗炎症作用があり粘膜を強化してくれます。
ヨーグルトは、乳酸菌が腸内環境を整え改善してくれます。
その他、アレルギーに良いとされる甜茶のハーブティーなどもオススメです。
症状がつらい場合は市販薬を使う手もありますが、強い症状が出たら迷わず耳鼻咽喉科へ行くのが安心です。