「123(ワン・ツー・スリー)」で始める花粉症対策 | 健康トピックス

「123(ワン・ツー・スリー)」で始める花粉症対策 | 健康トピックス

毎年、春が近づくと「あぁ、今年もあの季節がやってくる……」と憂うつになる方も多いのではないでしょうか。
そして1月23日は、実は『花粉対策の日』なんです

くしゃみ、鼻水、目のかゆみ。花粉症はもはや国民病とも言える悩みですが、実は花粉症は「症状が出る前」の時期、まさに今、1月下旬にさしかかる頃こそが、そのシーズンの快適さを決める運命の分かれ道なのです。


なぜ1月23日が「花粉対策の日」なの?

1月23日は、「1、2、3」ステップアップの日ということで、ホップ・ステップ・ジャンプのリズムで、物事を始めるのに良い日とされています。
また一方、花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)が制定した『花粉対策の日』にもなっています。

1月23日『花粉対策の日』になった1つの理由は、春の花粉シーズン(1月・2月・3月)に備え、本格飛散前から「1・2・3(ワン・ツー・スリー)」で早め・総合的な対策を促すことが大切であるということの啓蒙として、ちょうど花粉が飛び始める頃の1月23日が『花粉対策の日』として制定されました。


花粉症と言えばその代表選手はスギ花粉になりますが、そのスギ花粉の飛散は2月上旬から始まります。
しかし、小規模な飛散は1月下旬からすでに観測されています。
花粉症は、症状が出る約2週間前から抗ヒスタミン薬などでの対策を始めるのが最も効果的という医学的な根拠に基づき、1月23日が啓発のタイミングとして選ばれました。


そこで春の花粉シーズン(1月・2月・3月)に備え、本格飛散前から「1・2・3(ワン・ツー・スリー)」で春の本番を前に、早めに対策のステップを踏み出そうと思いから、早め・総合的な対策を促すことが大切であるということの啓蒙として、1月23日が『花粉対策の日』として制定されました。


2026年の花粉飛散は?

2026年は、2月上旬になると九州、中国・東海・関東の一部でスギ花粉飛散開始と予想されていて、飛散のピークは、早い所では2月下旬からになっています。
スギ花粉の飛散量は、前年の夏の気温に大きく影響を受けるとされていますが、前年の2025年夏は、全国的に高温・多照で、雄花が形成されやすい気象条件となりました。


また前年2025年春の花粉シーズンの花粉飛散量は、西日本では例年より多く、東日本と北日本では少ない傾向でした。
飛散量が多い翌年は雄花の形成が抑えられるということも考慮すると、2026年春の花粉飛散量は、西日本では前年の2025年と比べると広い範囲で減少するという予想になりますが、東日本と北日本は前シーズンより多く、非常に多い所もある見込みになっています。


花粉対策、何をやればいいの?

花粉対策といえば、ますは最も重要なのが、「初期療法」です。


初期療法とは、本格的な飛散が始まって症状が本格化する前、あるいは、少しムズムズし始めた直後から薬の服用を開始する方法になります。
飛散開始予測日の約2週間前がベストタイミングで、1月中に耳鼻咽喉科を受診し、自分に合った処方を受けておくことが、春のQOL(生活の質)を劇的に高めてくれます。


最近では眠くなりにくい抗ヒスタミン薬の他に、根本的な体質改善を目指す「舌下免疫療法」も一般的になってきています。


次に重要な対策が、物理的に花粉をブロックすることです。
いくら薬を飲んでも、体内に取り込む花粉の量が多ければ限界がありますので、物理的なブロックの徹底は必須です。


花粉を入口で食い止める「水際対策」は、そもそも花粉を家の中に持ち込まないことが鉄則です。
そのためには、外出時はツルツルした素材の上着を選ぶようにします。
ウールなどの表面が毛羽立った素材は、暖かいのですが、花粉の吸着率がナイロン素材の約10倍と言われています。
帰宅時、玄関に入る前に手で衣類を払い落とすだけで、持ち込む花粉を半減させることができます。
玄関前でのブラッシングができればなおいいでしょう。


家の中が乾燥していると、家に入ってきてしまった花粉は軽やかに舞い続けます。
湿度を50〜60%に保つと、花粉が水分を含んで重くなり、床に落ちやすくなりますので、風邪の予防という面からも、花粉を舞い上がらせないためにも、湿度を50〜60%に保つと良いでしょう。


朝は忙しいという人もいますが、オススメは朝一の掃除機がけです。
夜の間に床に降り積もった花粉を、人が動き出す前に吸い込んでしまいます。
もちろん、空気清浄機なども利用も有効です。