

腸は「第二の脳」と呼ばれ、私たちのメンタルを左右する物質の多くが作られています。脳と腸が対話する驚きの仕組み、科学的な根拠に基づいた論文紹介、メンタルヘルスにオススメの食材にはどんなものがあるのでしょうか。
腸はよく「第二の脳(セカンドブレイン)」なんて言い方をされますが、なぜなのかを一言で言うと、『腸は独立した知性を持つ器官だから』ということになります。
腸は、脳以外の臓器で唯一、「独自の神経系(腸管神経系)」を備えています。
腸壁には脊髄の神経細胞数にも匹敵する約1億個とも言われる神経細胞が存在しているのです。
この巨大なネットワークにより、腸には『自律性』があります。
脳からの指令を待たずに自ら判断して消化・吸収・排出をコントロールしているのです。
<参考資料>
脳と腸の関連性について医師が解説しています。
https://www.wakoshi-naishikyo.com/stomach-ache/brain-gut-connection/
ヤクルト中央研究所
https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_3611.php
腸は「第二の脳」 知られていないすごい作用(日経BOOK PLUS)
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/050100241/050100001/
さらに腸は消化やぜん動運動を調整するだけではなく、感情やストレスに対する反応にも関与しています。
約90%が腸で作られている『セロトニン』などによって、腸の状態が感情や精神的なストレス反応を左右することも科学的に証明されています。
「お腹の調子が精神に響く」のは、まさに腸が独自の知性を持って脳と対話している結果と言えるのです。
<参考資料>
脳と腸の関連性について医師が解説しています。
https://www.wakoshi-naishikyo.com/stomach-ache/brain-gut-connection/
脳腸相関を徹底解説──腸内細菌・セロトニン・短鎖脂肪酸とメンタルの科学
https://kida-clinic.jp/blog/%E8%84%B3%E8%85%B8%E7%9B%B8%E9%96%A2%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%BB%E8%85%B8%E5%86%85%E7%B4%B0%E8%8F%8C%E3%83%BB%E7%9F%AD%E9%8E%96%E8%84%82%E8%82%AA
私たちの体は、腸と脳が互いに影響を及ぼし合っていて、この関係は『腸脳相関』と呼ばれています。
腸と脳が互いに影響を及ぼし合う『腸脳相関』には、『神経系』、『ホルモン』、『免疫系』の3つが関与しています。
腸の状態や活動を脳に伝える重要な役割を果たしているのが『迷走神経』です。
神経の中でも『迷走神経』は、腸と脳を結ぶ神経の一つで、脳腸相関における「情報の高速道路」に喩えられ、腸から脳への情報伝達の大部分を担っています。
腸管細胞から分泌されたホルモンの刺激をキャッチし、脳幹の孤束核(こそくかく)へ伝えます。これにより、「メンタルヘルス」、「満腹感」、「感情」、「認知機能」などに大きく影響を与えます。
腸は多くのホルモン・代謝物を生成しています。
これらのホルモンや代謝物が血流の中に入り、脳に作用しているのです。
腸内細菌が生成する短鎖脂肪酸は、腸の健康を保つだけでなく、脳の機能にも影響を与えることが示されています。
特に、『腸脳相関』において重要な働きを示すホルモン・神経伝達物質としては、『セロトニン』、『ドーパミン』、『GABA』、『インクレチン』などがあります。
『セロトニン』は、 「心の平安と安定」をもたらすため「幸せホルモン」と呼ばれ、気分の安定に関わっていますが、私たちの体の中のセロトニンの約90%が腸で作られています。
実は腸で作られた『セロトニン』は、脳に至る関所である「脳血液関門(BBB)」を通れないため、直接脳には届かないのですが、腸から吸収されたトリプトファンというアミノ酸が、脳内のセロトニン生成に不可欠な物質として働いています。
このとき、ビタミンB6やマグネシウムなどが補助因子として働くのですが、このことからも「バランスの良い食事」が大切だということがわかりますね。
『セロトニン』の役割は、「感情の調律」、「不安のブレーキ」、「睡眠の質の向上」というように、まさに『メンタル』に関わる部分になっていますが、その約90%が腸に存在しているのです。
「感情の調律」ということで言えば、快楽・報酬に関係するドーパミン、不安や怒りに関係するノルアドレナリンといったアクセル役の暴走を抑えるバランサーとしての『制御塔』の役割を果たし、イライラや不安が抑えて平常心を保つのが『セロトニン』で、「穏やかな幸せ・安らぎ」を与えてくれるのです。
「不安のブレーキ」という点では、『セロトニン』は不安や恐怖を感じる脳の扁桃体に対し、抑制的に働くことで、ストレス耐性を高め、些細なことでパニックったり、ネガティブ感情に支配されたりするのを防いでくれています。
また、『セロトニン』は、睡眠ホルモンといわれる『メラトニン』の材料としても知られていた、良質な睡眠と深く関係しているのです。
『ドーパミン』も、快楽・やる気に関わることから「やる気ホルモン」などとも呼ばれ、私たちの体の中でつくられるドーパミンの約半分は腸で作られています。
『ドーパミン』は『セロトニン』とともに、腸管の蠕動運動を活発にするなど、消化管の機能維持などをサポートしています。
腸で作られた『ドーパミン』も『セロトニン』と同様に脳に至る関所である「脳血液関門(BBB)」を通過できないので、チロシンやトリプトファンといったアミノ酸として腸で吸収され、血液に乗って脳に運ばれ、中脳で『ドーパミン』に変換されると、脳は『これから良いことが起きるぞ!』と認識します。この「期待感」こそが、「それが欲しい!」「やりたい!」という突き動かす力、つまり「やる気」の正体になっているのです。
したがって、健康な腸内環境を維持することは、結果として脳内のドーパミンを安定させることにつながるのです。
『GABA(ギャバ)』は、「脳のブレーキ役」とも言われ、興奮を鎮め、リラックスさせる働きがあります。
『GABA(ギャバ)』も、脳のへの関所である「脳血液関門(BBB)」を通れないのですが、腸の神経細胞、求心性迷走神経を活性化することで、脳に信号を送ることで、神経の興奮を抑え、ストレスを感じた時の交感神経の働きを鎮めてリラックス状態をもたたしているのではないかと考えられています。
そのため、精神安定やストレス緩和に大きく寄与するとともに、不安やイライラの軽減、睡眠の質の向上といった作用が期待できるのです。
『インクレチン』には、小腸下部のL細胞から分泌される『GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)』と、小腸上部のK細胞から分泌される『GIP(グルコース依存性インスリン分泌ポリペプチド)』が知られていて、どちらも食後に糖などが吸収されたとき分泌され、膵臓のβ細胞に働きインスリンの分泌を促すことで血糖値を下げてくれるホルモンとして働いています。
特に『GLP-1』は、迷走神経の末端の受容体にくっつくことで、結合することで、その信号が脳幹の孤束核(こそくかく)を経由し、視床下部の満腹中枢や弓状核へ伝わることで食欲を抑える働きがあります。
さらに『GLP-1』は、『セロトニン』などが通過できなかった脳への関所・血液脳関門(BBB)をパスし、直接視床下部の神経に働きかけ、強い食欲抑制作用をもったBDNF(脳由来神経栄養因子)の発現を促すことで満腹中枢に作用するというルートもあります。
腸内の炎症や感染は、脳に影響を及ぼすことが知られています。
一方腸内には、体全体の免疫細胞の約7割が集まっていると言われています。
この腸内の免疫細胞は、腸内フローラのバランス、つまり腸内環境を適切に保つことで、全身の免疫機能に影響を与え、健康維持に寄与しています。
私たちの体の中で、常に「敵」と戦い、健康を見守っているのが免疫細胞になるのですが、実はそのなんと約7割が腸に集結しているのです。
腸は、体内にあるのですが、食べ物や細菌といった外の世界とも接している特殊な場所であるため、病原菌やウイルスなどの異物にさらされ続ける最前線といえます。
そのため、強力な防御システムの構築が必要なのです。
そこで腸内の免疫細胞は日々、腸内フローラというパートナーと連携しながら、「体に有害なものか、有益なものか」を判別する高度な訓練を受けていることになります。
だからこの腸内環境の良し悪しは、直接的に全身の免疫力に跳ね返ってくるのです。
そして、腸が炎症や感染などで不調となると、その情報は神経系や血流を介して脳に伝わり、不安感や認知機能に影響を及ぼすことが近年の研究で明らかになってきました。
「お腹の調子が悪いと、気分まで落ち込んでしまう」なんていう経験がある人は多いのではないでしょうか。
これこそが「脳と腸が密接に関連して連絡を取り合っている」という証拠と言えます。
腸内環境を整えることは、全身のバリア機能を高め、メンタルヘルスも含め、心と体の健やかさを守るための、最も効率的な投資なのです。
<参考資料>
脳と腸の関連性について医師が解説しています。
https://www.wakoshi-naishikyo.com/stomach-ache/brain-gut-connection/
ヤクルト中央研究所
https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_3611.php
「腸を整えるとメンタルが良くなる」ということについては、今まではマウスを使った動物実験で、劇的な変化が確認されてきました
①「腸内細菌叢は、海馬におけるグルココルチコイド受容体経路遺伝子を介してマウスの行動を調節」
Gut microbiota regulates mouse behaviors through glucocorticoid receptor pathway genes in the hippocampus. Translational Psychiatry 8(1), 2018, Article number: 187
この研究は、腸内細菌が視床下部-下垂体-副腎系というストレス応答システムを、遺伝子レベルでどう操作しているかを説明した論文になっています。
ストレスを感じると、体内では「グルココルチコイド(ストレスホルモン)」が分泌されますが、脳の海馬には、これをキャッチする「グルココルチコイド受容体」が豊富に存在し、異常時にこの受容体の働きが乱れると、ブレーキが効かなくなり、脳は常にストレスに過剰反応するようになってしまいます。
実験では、無菌マウス(腸内細菌がいないマウス)や、細菌叢が乱れたマウスでは、海馬の「グルココルチコイド受容体」経路に関連する遺伝子の働きが変化していました。
腸内細菌と脳の相互作用が精神的健康に与える影響として、腸内細菌を整えることは、脳のストレス受容体と言われる「グルココルチコイド受容体」の設定を正常化するようなものであることを示した論文になっています。
②「腸内細菌叢がマウスのうつ様行動に及ぼす影響は、エンドカンナビノイド系を介する」
Effect of gut microbiota on depressive-like behaviors in mice is mediated by the endocannabinoid system. Nature Communications. 11, 2020, Article number: 6363.
慢性的なストレス(UCMS)を受けたマウスの腸内細菌を、健康なマウスに移植しましたところ、通常なら見られない「無気力」や「快感消失(アンヘドニア)」といったうつ病様の行動変化が現れました。これは、うつ病の病態が「脳単体の問題」ではなく、「腸内細菌という外部因子」によって再現可能であることを示したものになっています。
腸内細菌の変化により、eCBの主成分であるアナンダミド(AEA)の前駆体や、その合成に関わる脂質代謝が著しく減少していたことから、行動変化の背景には、感情、食欲、痛みの制御を司ってeCBシステム(エンドカンナビノイド・システム)の異常があると結論づけています。
その結果、意欲や快感を生み出す神経回路が正しく機能しなくなるため、うつ病様行動が発現するのではないかとしています。
「腸を整えるとメンタルが良くなる」ということについては、最近ではヒトの臨床試験(二重盲検試験)などでも、いろいろなことがわかってきています。
「精神活性物質 Lactobacillus plantarum JYLP-326が、腸内細菌叢とその代謝を調節し、試験不安を抱える大学生の不安、抑うつ、不眠症の症状を緩和」
Psychobiotic Lactobacillus plantarum JYLP-326 relieves anxiety, depression, and insomnia symptoms in test anxious college via modulating the gut microbiota and its metabolism
Frontiers in Immunology.14, 2023 Mar 23:14:1158137.
試験不安を抱える大学生を対象に、プロバイオティクス(Lactobacillus plantarum JYLP-326株)が精神的健康に与える影響を検証した臨床試験(二重盲検試験)になっています。
結論は、特定の乳酸菌が「サイコバイオティクス」として、腸内細菌とその代謝系を介して精神的ストレスを緩和することが示唆された論文になっています。
JYLP-326を3週間摂取した群とプラセボ群を比較して、不安、うつ、および不眠症状が有意に改善されたことが示されていて、腸内細菌叢の多様性の回復、有益菌(Bifidobacterium等)の増加、有害菌の減少が関与しているとしています。
加えて、この論文では、細菌代謝産物である短鎖脂肪酸・セロトニンやGABAなどの神経伝達物質の濃度上昇、コルチゾール(ストレスホルモン)の低下が確認されています。
「大学生の試験ストレスに対する乳酸菌の効果を検証 進級・進学テストに伴う不安感・抑うつ状態・不眠が改善」
不二バイオフォーム :https://note.com/fujibiofarm/n/nc9c45cd02a2c
大学生や会社員を対象とした研究では、乳酸菌(Lactobacillus plantarum)の継続摂取により、ストレス下での睡眠の質の維持や、不安感の軽減が報告されています。
「抗うつ薬未服用のうつ病患者における腸内細菌叢の変化と、抑うつ重症度との関連」
The Gut Microbiota Is Altered in Antidepressant-Free Depressed Patients and Is Associated With Depression Severity. 169(7), 2025.7 , e70173
この論文では、「抗うつ薬を飲んでいない患者」に絞って調査したことで、抗うつ薬の影響を排除し、その結果、Lachnospiraceae NK4A136属の減少がうつ病の純粋なバイオマーカーとなる可能性を強く裏付けた論文になっています。
腸内で作られる『短鎖脂肪酸』の約9割以上は、『プロピロン酸』、『酢酸』、『酪酸』の3つです。
『プロピオン酸』は、肝臓へ運ばれ、糖新生に使われ、脂肪合成を抑える働きがあります。
『酢酸』は、全身へ運ばれ、筋肉や脂肪組織でエネルギーとして利用され、殺菌作用も強く、悪玉菌の増殖を抑えます。
『酪酸』は、大腸の粘膜細胞のメインエネルギー源で、大腸がんの予防や、腸管バリア機能、リーキーガットの防止に不可欠です。
それだけでなく、酪酸には、脳内の炎症を抑え、BDNF(脳由来神経栄養因子)を増やす働きがあります。
Lachnospiraceae NK4A136属は、腸内でこの3つの短鎖脂肪酸のうち「酪酸」を作る代表的な菌です。
つまり、Lachnospiraceae NK4A136属の菌が減ることで、脳の炎症を抑えるブレーキが効かなくなり、海馬などの機能不全となり、うつ症状の悪化を招くと考えられています。
「腸を整えるとメンタルが良くなる」ということについては、メンタルは腸から作られるといえます。
もちろん、腸を整えただけで、メンタルが改善するといった単純なものではありませんが、脳と腸、メンタルは深く関係していることには間違いありません。
メンタルケアというと、カウンセリングや運動が注目されがちですが、食事も非常に重要です。
もちろん、カウンセリングや運動もたいせつですが、腸内環境もメンタルに大きく影響しているからです。
腸内細菌の構成は、日々の食事内容によって大きく変化するものです。
偏った食生活をしていると、腸内細菌のバランスが崩れ、結果として短鎖脂肪酸(酢酸・プロピオン酸・酪酸)の産生量も低下してしまいます。
メンタルケアにおいて、食事を考えるとき、意識するのは腸内細菌の構成で、そのため重要になってくるのが、『プレバイオティクス』と『プロバイオティクス』という概念です。
『プレバイオティクス』とは、腸内細菌のエサであり、食物繊維などがこれに該当します。
『プロバイオティクス』とは、有益な微生物のことで、乳酸菌などがこれに該当します。
いずれもメンタルヘルスを考えたとき重要なものですが、言葉が似ているので混同しないようにしてください。
この両輪が揃って初めて、腸内環境は安定し、メンタルにも良い影響が現れてくるのです。
メンタルヘルスのためにオススメの食材をご紹介します。
メンタルヘルスとの関係で重要なのは、腸内環境の安定です。
食物繊維が不足すると、『プレバイオティクス』である腸内細菌のエサが減り、善玉菌が減少しやすくなります。
『食物繊維』は、腸内細菌によって分解され、短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸)の材料になります。
特に水溶性食物繊維は発酵されやすく、酪酸などの産生に直結し、その結果、炎症やストレス耐性が改善されます。
食物繊維源としては、次のようなものがあります。
海藻類(わかめ、昆布)
果物(りんご、バナナ)
オートミール
豆類
発酵食品には乳酸菌をはじめとしたプロバイオティクスが含まれています。
これらは腸内に定着し続けるわけではありませんが、腸内に一時的に滞在し、腸内環境を整える働きをします。
乳酸菌は腸内のバランスを整え、他の有益な細菌の活動を助けます。また、腸内のpHを下げることで、有害菌の増殖を抑える効果もあります。
発酵食品としてオススメなものは、以下のとおりです。
ヨーグルト
納豆
味噌
キムチ
ぬか漬け
メンタルヘルスと腸内環境というと、ついつい乳酸菌の〇〇株といったような特定の菌株が注目されがちですが、腸内環境において最も見落とされがちなのが「多様性」です。
特定の食品ばかり摂っていると、腸内細菌の種類が偏り、短鎖脂肪酸の産生も不安定になってしまうのです。
多様な食材を摂ることで、さまざまな菌が共存し、それぞれが異なる役割を果たすようになります。
このチーム力が、メンタルの安定に繋がっていくのです。
ポイントとしては、
※1週間で20種類以上の食材を摂ることを目標にする
※色の違う野菜を意識する
※穀物・豆類・発酵食品を組み合わせる
といった工夫がオススメです。
メンタルヘルスに良いとされる食材を実際の生活の中で自然に取り入れるため、オススメな方法の一例をご紹介します。
朝食:
オートミールに、植物繊維源としてのバナナ、乳酸菌源としてのヨーグルトを加えます。
昼食:
野菜をしっかり摂り、主食は玄米。これに発酵食品の納豆と、味噌を使った味噌汁を加えます。
夕食:
野菜を中心に、豆類や発酵食品を加えます。
このような食事により、
食物繊維(プレバイオティクス)
乳酸菌(プロバイオティクス)
短鎖脂肪酸(酪酸・酢酸・プロピオン酸)
を意識して、バランスが良い食事をすることで、腸内環境を通じてメンタルヘルスを考えていくと良いでしょう。最近になってヒトを対象とした二重盲検比較試験で明確なデータが出てきています。